「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」
読了。
金融日記の中の人が書かれた金融の本。blogは前々から読んでて面白かったので、このあ たりの知識の復習も兼ねて購入。なので、敢えてメモする項目は少なめ。
- 学歴を獲得するための競争は仕事の能力を直接的に高めるとは必ずしも言えないが、有能が人が、自分が本当に有能だということを企業に知らしめるための 手段だと考えると、高学歴になるためのコストが、(本当に自分は有能なのに、) 企業が無能か有能かを判断出来ないために平均的な給料しかオファー出来ないた めに生じる損失を上まわれば、無意味な受験勉強も十分経済的に意味あることだ と考えた(経済学者がいる)。
- 親が子供に期待をかけて、テストでいい点を取ったら誉めて、悪い点を取ったら怒るというようなことを繰り返していると、子供が「親のために勉強してやっ ている」と勘違いする。
- 金利10%だとすると、現在の100万円の価値は、1年後の将来では110万円。現在の100万円と将来の110万円とは同じ価値と考えることが出来る。現在という国 と、1年後の将来という国があるとし、現在国の100万円は、将来国の110万円と交 換出来ると考えると、将来国のお金のほうが価値が低い
- 金利 r を、将来価値を現在価値に割り引くためのパラメータだと考える。このパラメータこそがディスカウント・レートで、金利の概念を拡張したもの。 この概念を元に金融商品の価値を算出する方法をDCFモデルと言う。
- 将来のお金の価値は適切なディスカウント・レートで割り引けば、現在のお金の価値に換算することが出来る。
- (債券の)クーポンの額や満期に返ってくる額はあらかじめ決まっているので、債券の価値は金利だけで決まる。つまり債券投資は、将来の金利を当てるゲーム。
- 不動産価格のどんぶり勘定。不動産価格=年間家賃÷利回り。
一番の成果はDCFモデルの概念を理解したことか。
Sat, 12 May 2007, 00:41 [/book] permanent link
