Essay of "New my Life"

Last-Modified: 2007/06/04 00:44:21 JST




「上司をマネジメント」

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読了。

「上司」の位置付け、自分と上司のあり方を変えるきっかけとなった本。上司だ からと言って過剰な期待をしても仕方なく、現状を見据え、「資源」として活用 する、そしてどう接すればその「資源」を最大限に活用できるか考えるという視 点は軽い衝撃だ。

  • マネジメントは何か難しい技術ではなく、普段の「知恵・習慣・心構え」。
  • 「われわれはみずからが繰り返して行うことの産物である。したがって、優秀とは行為ではなく習慣である」アリストテレス
  • 上司を分解して捉える習慣。(1)権限、機能を持った存在。(2)知識、能力、経験、人脈を持った存在。(3)個性、人格を持った存在。上司を一人間として見 た場合に問題が多いからと毛嫌いしてしまい、(1)(2)の資源を引き出せてないの は勿体ない。
  • 部下は上司であるその「人間」に仕えるのではなく、その「役職」に仕えるという発想からスタートする。上司の持つ権限や機能を活用することで、自分の 仕事がどう楽になるか、その機能を引き出すには上司にどう接したら良いか、と いう発想で考える。
  • 一旦、理想像による上司への過剰期待と、人に仕えるという認識は捨てたほうが良い。ありのままの上司を見つめ、受け入れることから始める。上司の置か れた立場や状況を今一度、少し引いた目標から捉える。
  • 「人生とは、10%の我が身に起こること、そして90%はそれにどう対応するかだ」ルー・ホルツ
  • 上司をつかまえて「あの人にはリーダーシップがない」という前に、「自分に優れたフォロワーシップがあるだろうか」と自問する。
  • 「悲観は感情に属し、楽観は意思に属する」アラン
  • 上司は無意識に、自分の波長に合うスタイル、方法で接してくることを要求している。部下は観察力を磨かねばならない。「部下が何をすれば喜ぶか、頼も しく思うかを常に考える」「上司はどんな行動に対して嫌悪感を抱くかを感じ取 る」「上司という人間を複眼で見る(部下の目、上司の上司の目、友人の目、親 の目)」
  • 上司は、自分がおぼろげながらも「点」だけ言えば、その後その点をクリアにして「線」で繋いで持ってくるのが部下の仕事だと思っている。
  • 上司の 多少の細かな質問や意地悪な質問に崩れてしまうような自信のない意見や提案は、どのみち最終決断、もしくはその前のいくつかの段階で消えてしま う。上司は自分の意見や提案に対する自信度、真剣さを試す「プロセス」と捉え る。
  • 「Don't judge, just accept it.」
  • 受容の器を大きくし、違和感や嫌悪感に対する耐性をつける。
  • 言葉の中身だけを受け取る。読書の幅を広げる。自分が買っては決して読まないような本を適当に選んで読む、など。
  • 部下に仕事を任せる分、部下から情報を欲しがる。上司はドライブ感、つまり歯車が噛み合って、担当事業が確実に動いているなという実感を得たがってい る。
  • 部下が上司に意思決定の伺いを立てるとき、まずい2つのパターン。
    • 閉じた質問、詰め寄り型。「やるんですか? やらないんですか?」
    • 開いた質問、垂れ流し型。「どうしましょうか? 何にしましょうか?」
  • 上司が意思決定をしやすいように状況を作ってやるのが、部下の重要な仕事である。
  • 以下のようなことを留意する。「過剰に攻撃的で利己的な思い込みを緩和する」「自分の『べき』論に、"遊び(多少の余裕幅)"を持たせる」「自分の主張を 上司に100%『説得』しようと考えるのではなく、70%でもいいから『納得』して もらえばいいやと構える」「主語を『we(=自分のいる組織)』にして考え、語る。
  • 自分が気にいったアイデアやラクに切り抜けられる方法があると、その一案に執心してしまうが、上司はその一案だけを見せられても、適切な意思決定は出 来ない。上司にいくつかの選択肢を用意しつつも自分のシナリオを持って、自分 の選ばせたい選択肢に誘導する。
  • 鋭さの矛先を、上司の誤りや組織の欠陥にばかり向け指摘するだけでは、その指摘が正しいとしても上司の自尊心は傷つく。
  • 上司対部下連合という対立構造を作らない。上司を孤立させても意味がない。
  • 状況を変えるより、状況への接し方を変えることで、事が済んでいくことは意外に多い。「この世に『事実』はない。あるのは、『解釈』のみ」。
  • 「誰が」「どういうふうに」言ったかを除去し、「何を」言ったかだけを濾過するフィルターを自分の中に組み込む。
  • 上司は、自分の行なった業務行為のレベルがどうであれ、それらを必ず買い取ってくれ、月末には給料という形で支払ってくれる顧客だと考えると、こんな に素晴しい顧客はいない。
  • 自分がいいなと思う働き方、生き方をしているロールモデルを見つける。その目標イメージに近い想いを持つ人や、自分の価値観と共感しあえる人を持つ。

Fri, 25 May 2007, 01:21 [/book] permanent link



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