「上司をマネジメント」
読了。
「上司」の位置付け、自分と上司のあり方を変えるきっかけとなった本。上司だ からと言って過剰な期待をしても仕方なく、現状を見据え、「資源」として活用 する、そしてどう接すればその「資源」を最大限に活用できるか考えるという視 点は軽い衝撃だ。
- マネジメントは何か難しい技術ではなく、普段の「知恵・習慣・心構え」。
- 「われわれはみずからが繰り返して行うことの産物である。したがって、優秀とは行為ではなく習慣である」アリストテレス
- 上司を分解して捉える習慣。(1)権限、機能を持った存在。(2)知識、能力、経験、人脈を持った存在。(3)個性、人格を持った存在。上司を一人間として見 た場合に問題が多いからと毛嫌いしてしまい、(1)(2)の資源を引き出せてないの は勿体ない。
- 部下は上司であるその「人間」に仕えるのではなく、その「役職」に仕えるという発想からスタートする。上司の持つ権限や機能を活用することで、自分の 仕事がどう楽になるか、その機能を引き出すには上司にどう接したら良いか、と いう発想で考える。
- 一旦、理想像による上司への過剰期待と、人に仕えるという認識は捨てたほうが良い。ありのままの上司を見つめ、受け入れることから始める。上司の置か れた立場や状況を今一度、少し引いた目標から捉える。
- 「人生とは、10%の我が身に起こること、そして90%はそれにどう対応するかだ」ルー・ホルツ
- 上司をつかまえて「あの人にはリーダーシップがない」という前に、「自分に優れたフォロワーシップがあるだろうか」と自問する。
- 「悲観は感情に属し、楽観は意思に属する」アラン
- 上司は無意識に、自分の波長に合うスタイル、方法で接してくることを要求している。部下は観察力を磨かねばならない。「部下が何をすれば喜ぶか、頼も しく思うかを常に考える」「上司はどんな行動に対して嫌悪感を抱くかを感じ取 る」「上司という人間を複眼で見る(部下の目、上司の上司の目、友人の目、親 の目)」
- 上司は、自分がおぼろげながらも「点」だけ言えば、その後その点をクリアにして「線」で繋いで持ってくるのが部下の仕事だと思っている。
- 上司の 多少の細かな質問や意地悪な質問に崩れてしまうような自信のない意見や提案は、どのみち最終決断、もしくはその前のいくつかの段階で消えてしま う。上司は自分の意見や提案に対する自信度、真剣さを試す「プロセス」と捉え る。
- 「Don't judge, just accept it.」
- 受容の器を大きくし、違和感や嫌悪感に対する耐性をつける。
- 言葉の中身だけを受け取る。読書の幅を広げる。自分が買っては決して読まないような本を適当に選んで読む、など。
- 部下に仕事を任せる分、部下から情報を欲しがる。上司はドライブ感、つまり歯車が噛み合って、担当事業が確実に動いているなという実感を得たがってい る。
- 部下が上司に意思決定の伺いを立てるとき、まずい2つのパターン。
- 閉じた質問、詰め寄り型。「やるんですか? やらないんですか?」
- 開いた質問、垂れ流し型。「どうしましょうか? 何にしましょうか?」
- 上司が意思決定をしやすいように状況を作ってやるのが、部下の重要な仕事である。
- 以下のようなことを留意する。「過剰に攻撃的で利己的な思い込みを緩和する」「自分の『べき』論に、"遊び(多少の余裕幅)"を持たせる」「自分の主張を 上司に100%『説得』しようと考えるのではなく、70%でもいいから『納得』して もらえばいいやと構える」「主語を『we(=自分のいる組織)』にして考え、語る。
- 自分が気にいったアイデアやラクに切り抜けられる方法があると、その一案に執心してしまうが、上司はその一案だけを見せられても、適切な意思決定は出 来ない。上司にいくつかの選択肢を用意しつつも自分のシナリオを持って、自分 の選ばせたい選択肢に誘導する。
- 鋭さの矛先を、上司の誤りや組織の欠陥にばかり向け指摘するだけでは、その指摘が正しいとしても上司の自尊心は傷つく。
- 上司対部下連合という対立構造を作らない。上司を孤立させても意味がない。
- 状況を変えるより、状況への接し方を変えることで、事が済んでいくことは意外に多い。「この世に『事実』はない。あるのは、『解釈』のみ」。
- 「誰が」「どういうふうに」言ったかを除去し、「何を」言ったかだけを濾過するフィルターを自分の中に組み込む。
- 上司は、自分の行なった業務行為のレベルがどうであれ、それらを必ず買い取ってくれ、月末には給料という形で支払ってくれる顧客だと考えると、こんな に素晴しい顧客はいない。
- 自分がいいなと思う働き方、生き方をしているロールモデルを見つける。その目標イメージに近い想いを持つ人や、自分の価値観と共感しあえる人を持つ。
Fri, 25 May 2007, 01:21 [/book] permanent link
「ファシリテーション・グラフィック」
読了。
人に物事を説明するとき、自分で考え事をするときなどに、図を交えて説明する と理解がより深まると考えたので、そのための図はどう書けば良いかを探してい たらこの本に出会った。具象物をイラスト化する際の具体例のようなものを期待 してたのだけど、そういう具体的な要素ではなく抽象度の高い視点からの話だっ たが、同じ目的には使えそうなので読んでみることにした。
- 会議の進行に一番の影響を与えるのは板書をする人(グラフィッカー)。グラフィッカーが、個々の発言をどのように要約するか、多様な意見をどう整理する かで、議論の組み立て方を舵取り出来るから。
- 話し合いがうまくいかないと思ったら、まず勇気を出して議論を描いてみる。それだけで、話し合いが見違えるほど良くなるはず。
- 板書することで、意見の方向性が「人 → 人」ではなく「人 → 意見」となる。
- ファシリテーション・グラフィックをデジタルカメラで撮影してメールで配布するという議事録の作り方もポピュラーになってきた。
- 会議で同じ意見を何度も言う人の大半は、「自分の意見が他のメンバーに伝わった」という安心感が得られないためにそうしている。そういう人には、会議 の場で発言が受け止められたことをはっきり分かるようにしてあげるのが一番。 「受け止められた」という感覚が、話し合いへの参加意識を高め、「この場は何 を言っても受け止めてもらえる」という信頼感につながる。
- 発言を要約する際、自信がなければ、次のような言い回しを使って、発言した人に確認する。「今の発言は○○○○ということでいいですか?(書く前に)」 「今の発言はここに書いた内容でいいですか?(書いた後で)」
- 付箋に各人が意見を書けば、他の人の意見や勢いに左右されることなく、自分の意見を提示出来る。
- 漢字をひらがなで書くといかにも漢字を知らないように見えてしまうが、スラスラッとカタカナで書けば「見やすくするためにカタカナで書いたのだな」と 思われる。
- 丁寧に書こうと意識してみる。「ほんの少しだけゆっくり」書く。
- 字の書き方の基本は「横線を細く」「縦線を太く」
- 普通の文章の中である言葉だけを斜めに書けば、その言葉を際立たせるだけでなく、他とは異質の内容という意味合いが表せる。
- イラストのレパートリーを増やしたい人は、雑誌や漫画から学ぶと良い。携帯メールの絵文字もなかなか使いでがある……と言うけど、どういう雑誌や漫画 のどういう部分を見れば良いのだろうか。
- 縦横の理論。縦は思考のプロセス。横は発言の位置付け。両方を追いかけて聞けば、結論だけ聞くよりもはるかに理解が深まる。
- 話し合いの進め方が気にいらなくて反論ばかりする人もいれば、自分の存在を認めて欲しくて過去の経験を語る人もいる。話者がどんな欲求を達成したいの かを見極める。
- 一般的には、「だから何?」「その狙いは何?」「それによって何を達成しようとしているのですか?」といった質問で、発言のポイントをテーマに沿う ように引き戻せることが多い。
- ファシリテーション分野のマーフィの法則。「ちょっといいかな」と話に割って入る人ほど、話が「ちょっと」で終わらない。「要するにみんなの意見は……」 と議論をまとめようとする人ほど、自分勝手な主張をするだけで、「要するに」 になっていない。
- インクの出ないペンを見つけたら直ちに捨てる。
- SWOTというマトリスク形のチャート。
- 要約力を鍛えるいくつかの手段。最初は新聞や雑誌の記事などを読んで要約するところから始まる。それが出来たら、誰かに文章を読んでもらってリアルタ イムに要約していく。自分一人でやりたい人はニュースや討論番組を題材にする。
- ロジカルリスニングで分類する力を磨くには、発言を分類、整理すると良い。
- 「直伝!プラニング編集術」 (ASIN:4492554971)にある、三位一体型という概念。3つワンセットで情報を分類する。
- 激突!ファシリテーショングラフィックの鉄人達
Wed, 23 May 2007, 23:06 [/book] permanent link
「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」
読了。
金融日記の中の人が書かれた金融の本。blogは前々から読んでて面白かったので、このあ たりの知識の復習も兼ねて購入。なので、敢えてメモする項目は少なめ。
- 学歴を獲得するための競争は仕事の能力を直接的に高めるとは必ずしも言えないが、有能が人が、自分が本当に有能だということを企業に知らしめるための 手段だと考えると、高学歴になるためのコストが、(本当に自分は有能なのに、) 企業が無能か有能かを判断出来ないために平均的な給料しかオファー出来ないた めに生じる損失を上まわれば、無意味な受験勉強も十分経済的に意味あることだ と考えた(経済学者がいる)。
- 親が子供に期待をかけて、テストでいい点を取ったら誉めて、悪い点を取ったら怒るというようなことを繰り返していると、子供が「親のために勉強してやっ ている」と勘違いする。
- 金利10%だとすると、現在の100万円の価値は、1年後の将来では110万円。現在の100万円と将来の110万円とは同じ価値と考えることが出来る。現在という国 と、1年後の将来という国があるとし、現在国の100万円は、将来国の110万円と交 換出来ると考えると、将来国のお金のほうが価値が低い
- 金利 r を、将来価値を現在価値に割り引くためのパラメータだと考える。このパラメータこそがディスカウント・レートで、金利の概念を拡張したもの。 この概念を元に金融商品の価値を算出する方法をDCFモデルと言う。
- 将来のお金の価値は適切なディスカウント・レートで割り引けば、現在のお金の価値に換算することが出来る。
- (債券の)クーポンの額や満期に返ってくる額はあらかじめ決まっているので、債券の価値は金利だけで決まる。つまり債券投資は、将来の金利を当てるゲーム。
- 不動産価格のどんぶり勘定。不動産価格=年間家賃÷利回り。
一番の成果はDCFモデルの概念を理解したことか。
Sat, 12 May 2007, 00:41 [/book] permanent link
「成功読書術」
読了。
読書術について書かれてあるのは序章だけで、本のメインはこの著者が勧める名 著の紹介。そうと分かってて買ったので問題ない。
- 著者を見極める方法ですぐに活用出来る方法は、詳細なエピソードがあるかどうか。もちろんあるほうが良い。
- 本を読むときには、タイトル、著者名、著者プロフィール、目次の順に読む。著者がその本の内容について語る資格がない人間だと思ったら、まず読まない。 著者の経歴を見て、読む価値があると思った場合には、著者が一番得意とするは ずの内容を目次から探し出し、その部分を拾い読みする。ここが面白くなければ 読まないし、面白ければ購入する。
- 価値を認める書籍かどうかの判断は、「他者の時間を買うことが出来る」か。
- 「この道は一度しか通らない道。だから、役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう----先へ述ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通 らない道だから」
- 情報という商品は、送り手が頭を悩ませてアイデアを出す必要は必ずしもなく、すでにあるものを商品化出来る。受け手の欲求さえ分かれば、売れる情報は その辺に転がっているかも知れない。
- 「相手の反対に対しては、絶対に反抗する様子を見せてはなりません。あくまで相手の意見を尊重しながら、しかも相手がこちらの立場を承認しなければな らなくなるような質問をさりげなく相手につぎつぎと投げかけるべき」
- 「秘せずは花なるべからず」、つまり秘事を他人に知らせないだけでは十分ではなく、秘事を知っている、ということすら知られてはいけない。これが勝負 に勝つ理。
- 体の働きに目を向け、行動を変えれば、結果が変わり、気持ちも変わってくる。
この本を読んで「読んでみようかな」と思った本のリスト。
- 「読書について」ショウペンハウエル (ASIN:4003363221)
- 「思考と行動における言語」S.I.ハヤカワ (ASIN:400000977X)
- 「私はどうして販売外交に成功したか」フランク・ベトガー (ASIN:4478540098)
- 「7つの習慣」スティーブン・R. コヴィー (ASIN:4906638015)
- 「ザ・ゴール」エリヤフ ゴールドラット (ASIN:4478420408)
Fri, 11 May 2007, 00:24 [/book] permanent link
「一週間は金曜日から始めなさい」
読了。
タイムマネジメントの本。タイトルが本の内容を表しているというよりは、著者 が書くたくさんのタイムマネジメント法の1つとして「一週間を金曜日から始めよ う」という主張があり、それをタイトルに持ってきていると言うところ。
- 多忙な状態になればなるほど、効率良く時間を使う知恵も生まれてくる。
- 時間を有効利用するコツは、「ある行為に、二つも三つもの意味を持たせる」「一つの行為を、いくつかの目的のために利用する」。時間を節約するより、時 間をより生かす方法を考える。
- 自分のやりたいことに時間を使うことによって、「時間に支配される立場」から「時間を支配する立場」に変わる。これにより、自分が時間をコントロール している気持ちになり、心の余裕を取り戻せる。
- 15分で決断する方法。まずクローズドクエスチョン(Yes/Noどちらかを問う)を投げる。迷うくらいなら考えるのをやめてしまう。次に、時間いっぱいオープ ンクエスチョン(自分の考えや意見を述べる)を投げ続ける。15分経ったら、先に 投げた疑問を解消するため行動する。
- 「やる気が出るから仕事をする」ではなく、「仕事をしたらやる気が出た」
- 計画は腹八分くらいに留めておく。「必死になればここまで出来る」ではなく、「確実にこなせるのはここまでだ」と計画して、確実に達成する。このほう が、気持ちに弾みがついて時間効率も良くなる。
- 退社前に、明日行う予定を書き出し、「優先高」「優先低」「スキマ時間を活用」の3つに分け、おおまかにスケジューリングしておく。
- 夜寝る前に、翌日着る洋服を準備しておく。コーディネイトに関しても、当日の朝決めるのではなく余裕のあるときにパターンを確立させておく。
- 人に仕事を頼むときは、「あなただから頼む」「あなたの力を借りたい」と相手の自尊心に訴える。
- 人に仕事を頼む場合には、細かく分けて頼むのがコツ。細かく分ければ「何をすれば良いか」が分かるし、「できない」「大変だ」というイメージが消えて、 取り組みやすくなる。
- 「頑張って」は頑張っていない人に言う言葉であり、自分なりに考え行動している人に言ってはいけない言葉である。自分の許容範囲のいっぱいまで仕事を している部下に「頑張って」なんて言えば、「私はこんなにやっているのに。上 司は私を理解していない」と反発され、社員のモチベーションが下がるだけ。
- 寝る前に脳に良いイメージを与えると、アルファ波が出る。アルファ波が潜在意識に良い影響を与えるので、良い眠りが得られるようになる。
- 朝にお勧め「豆乳ココア」。豆乳の原料である大豆には、脳や神経系の働きを活発にして記憶力や集中力を強化するレチシンが含まれている。またココアは ビタミンB群やカリウムなどを多く含み、集中力の低下を防ぐだけでなく、気分 を高揚させるフェニルエチアミンの力でやる気を出させる。
- 朝に「地上の星」(中島みゆき)、「ロッキーのテーマ」などの曲をかける
- 朝、頭がスッキリしないときには、勝負の曲をかけながら、うっすら汗をかく程度で10分程度、その場で身体をブランブラン自由に動かす。脇を上げようが 腰を回そうが、足を屈伸しても構わない。身体を動かして血の巡りを良くする。
- ポジティブ感情を引き出すために、敢えて笑顔を作る。
- パターン化は、時間密度を高める上ではかなり効果がある。ルーティン作業で日々やらなければならないことは、どんどん自分のパターンを作っていくべき。
- 5分、10分で出来るリストを作っておく。
この本では社員を励ますのに、「いい仕事してるね」と言うことを奨励している のだけど、これどういうシチュエーションで使えば良いのかイメージ出来ない。 突然言って違和感ないだろうか?
Wed, 09 May 2007, 23:47 [/book] permanent link
「13歳からの論理ノート」
読了。
- ある行動や意見が、ある人には論理的であって、また別の人には論理的でない、ということは頻繁にある
- 意見を述べる場合、その意見や読み手や聞き手にとって理論的であるようにしなければならない。自分にとって論理的である必要は必ずしもない。
- 結論に賛成である場合、論理が正しいか否かが見えなくなりがちである。
- 「結論には賛成だけど、この論理は変」という具合に、結論に賛成か否かとは別に論理を考えるようにする。
- 論理の標識。「だから」「ゆえに」「したがって」「なぜなら」などの語。
- 論理をごまかそうとする人は、論理の標識も好んで省略する傾向にある。論理の標識が省略されているときは、「論理のごまかし」の警告信号と判断して良 い。
- ある記述・発言に対し、あなたが「変な理屈だけれど、なぜ変なのか分からない」と思うときは、隠れている前提が何であるかを考えれば、たいていは、な ぜ変なのかが分かる。
- 演繹の場合、前提と論理が正しいなら、結論は必ず正しい。帰納の場合は、「必ず正しい結論」は得られない。理由が結論をどれほど支えているかどうかと いう感じが大切となる。
- 「明らか」「当然」「もちろん」「確かに」などは、支えるものを省略しようとする場合の表現。
- 論理がない文章の例。「Z氏は**と述べているが、とんでもないことだ。それで納得する人がいるとでも思っているのだろうか。あきれ返るばかりである。」 この文章の書き手はZ氏が述べた**が正しくないと言える理由を全く述べていな い。
- 「冷やしてお召し上がりください」という表現は、理由の添えされていない命令形で不快感を与える表現(「従順に従え」のタイプの表現)で、「個人の自由」 の領域に踏み込んでいる。単においしさのためなら「冷やすと最もおいしくお召 し上がり頂けます」と書くのが良い。
- レトリックを使うと、とくに文章の場合、論理性がいちじるしく損なわれるので、レトリックは使われないようにする。
- 議論の際には、「相手を黙らせようとする発言」をしてはならない。述べるべきことは、自分の主張を述べ、その主張を支えるものを(相手が理解出来るよ うに詳しく丁寧に)述べること、ただそれだけ。
- 単に「へ理屈だ」と言うのは、間違っていると述べながらも、なぜ間違っているのかを述べない発言。些細な点を取り上げるような「へ理屈」に対しては、 その理屈がポイントはずれであることを指摘するのが正しい。
- 一旦認めた上で「しかし」という方式は、日本ではそれなりに好まれているが、英語圏では嫌われている。否定する前に肯定したいなら、必ず「部分的な肯 定」にすること。
- 意見を述べるときには、主張を「常識」で支えようとしてはいけない。
- 「どの意見を何人が支持しているか」は意見そのものを何も支えない。
- 漠然とした結論を頑丈に支えるのはほとんど不可能なので、このような結論を書こうとするのは避ける。
- 「私の感情が今どうであるか」を述べたら、それは主観的な記述である。
- 自分でそれに答えるための疑問文を書いてはいけない。
Fri, 27 Apr 2007, 01:18 [/book] permanent link
「考具」
読了。
- デザインは、まず自分の思いがあって、それを社会に適合させていくという順序で。最初から相手に合わせてしまうと、出てくるアイデアがショボくなる。
- アイデアを考えるときは、下らないことでも全部紙に書く。たくさん書いたという事実が重要。
- 新しいアイデアが既存のアイデアの組み合わせだとしたら、既存のアイデアはたくさん知っておいたほうが有利。
- カラーバスの使い道。1.特に当てなく、自分にとって使えそうな何かを探すとき。2.かなりせっぱつまっていて、目前の問題解決に繋がりそうなヒントを探す とき。
- 一見関係なさそうなものが集まってくるところがカラーバスの不思議なところ。注目する視点をいつもと違うジャンルで絞ると視点の幅が広がることを教え てくれる。
- (カラーバスは)色以外にも、「形状」「位置」「音」「臭い」「手触り」などでも応用可能。また町中以外にもデパートや本屋さんで行うのも面白い。
- アイデア・企画を考える際は、「すり替え」「言い訳」「ほんの少しの強制力」がものすごく力になってくれる。
- まずは拡げて。絞るのはその後。
- 「7つの習慣」。聞き上手になることの効用と方法とが紹介。
- 人の話を聞くことの効能は、他の誰かの生活をほんのヒトコマだが共有出来ること
- メモをすることの効用は、頭の中にあるものを外に出す作業をすることにある
- 役者のように本当に身体を動かしてみたら驚くほど分かる、掴めることが良く起こる。実感が湧いてくる。そしたらそのまま、その気になってみる。
- 自分たちの「考える」という概念の中に「実際に身体を動かしてみる」発想は含まれていないことが多いので、その意識を改める。
- 自分にとって必要な情報を探す、の姿勢で本に向かうのは、一見わがままにも思える読み方なのだが、生きた知識になる。
- 自分の課題だ、この問題を解決することが仕事なんだ、と思えば、話を聞けば聞くほど芋づる式に質問が出てくる。すぐに自己規制してしまいがちだが、敢 えて質問する。こんなこと聞いたら恥ずかしい、素人っぽいと思いがちだが、後 になって聞けば良かったと後悔するよりは良い。
- アイデアを出す上では、「紙を無駄にしてはいけない」という意識はとても邪魔なもの。意識改革して、紙はじゃんじゃん使う。
- 似たような案を、似ているからと言って一緒くたにしてしまったり、頭の中で勝手にまとめてしまうのは、もったいない。展開する時には拡げることが大事 なので、ちょっとの違いでも大切にする。
- 情報を整理しているときに、突然アイデアが浮かんでくる。あるいは、Aの課題をどうしようと悩んでいたときに、何の前触れもなくBの課題の答えを思いつ く、ということは良く起こる。そうした頭の動きに慣れる、受け入れることが大 切。
- (マンダラートで)8つのセルを埋めるという少しばかりの強制力が働くことに よって、頭が必死になって回転を始める。
- 「(プレゼンの)中身が良ければちゃんと分かってくれるだろう」という考えは誤り。見た目の印象は重要。
- 連想ゲームの目的は頭の中にしまい込まれた言葉を引き出すこと。言葉を引き出すとそれが引き金となって、いろんな記憶が蘇えってくる。
- オズボーンのチェックリスト。転用したら? 応用したら? 変更したら? 拡大したら? 縮小したら? 代用したら? 置換したら? 逆転したら? 結合し たら?
- 企画を立てるときは、その企画が自分の中で絵になるまでイメージする。それが出来ていると、どんな質問が飛んできてもまず答えられる。
- アイデアに行き詰まったら、質問、問いかけを拡げまくる
- 自分の理想となる「考える人物像」を見つけて、勝手に自分の肩書きにしてしまう。「わたしは○○○に考える人」、など。これを行うことで、ゴールのイ メージが出来、それでもって何が必要か分かる。
Wed, 25 Apr 2007, 23:11 [/book] permanent link
「人は『話し方』で9割変わる」
読了。むちゃむちゃ長いメモになってしまいました。それだけこの分野で学ぶこ とが多いということか(苦笑)。
- 会話を「誰とでも気軽に、面白おかしく気の効いたことが言えること」と考えるのは誤り。
- 思い込みや先入観にとらわれず、頭と心、とりわけ心をやわらかくして、人の話をその通り聞きとる力を磨く。
- 聞く力が伸びれば会話上手への道も開ける。
- 失敗をして相手から悪く思われるのは嫌とばかり、会話を避けているのでは、力は伸びない(苦笑)。
- 会話での間違いは、「出来るだけ早く気づくこと」「詫びる、言い直すなど、軌道を修正する」「次の会話に生かす」。
- 「相手を読む力」を向上させる
- 話しながら、相手がこちらの話にどう反応しているかをキャッチする
- 自分が言ったとおりに受け取れと要求する自分のほうが「どうかしている」
- 話を聞いて、どう受け取るかは、受け手が決めることである。これは、コミュニケーションの原則である。
- 反論されると、馴れないうちは不快になるが、<待てよ>と思い直せば、「じゃ、どう思うんだ?」「なぜ違うんですか?」と、相手の意見が自分の考えと、どう 違うのか聞いてみたくなる。
- 会話には相手の反論、違った意見を受け入れていく側面と、相手の心を読みながら相手に応じていく側面とがある。
- 結果を気にするのは、良く思われたり、悪く思われたくないとの自己中心的態度と繋がっている。相手を考えているようで、実は自分にとらわれている姿な のである(もうグウの音も出ないくらい真実を突いてますよ……)。
- 初対面の相手とは会話の前に人間関係を作ること。何を話すかよりも、行動や振る舞いのほうが重要。あなたの表情、視線、動作などが、相手の視覚に刺激 を与える。
- アイコンタクト。三秒以上見ないこと、三秒以上見ていると、相手に圧迫感を与える。
- お辞儀には人柄が現れる。
- 挨拶する際、相手よりほんの1秒長く、アイコンタクトをする。
- 落ちついて、余裕を持って、いつでも、どこでも、誰に対しても、先手で声がかけられる人は、初対面の人との会話の関門をすでに突破している。
- (声をかけて)いい反応が得られないからと言って、<なんだこの人は>と、相手を責めるのは性急。自分の声のかけ方を振り返ってみること。
- 一度でダメなら、もう一度、声をかけ直す。
- 心を開いてくれない相手の心を開く鍵はたった1つ、こちらが心を開くこと。
- 相手の心のトビラを叩いてこれを開かせるには、次の二点を心がける。「正直に自分を見せる」「共通の関心事を見つける」
- 初対面の人と話す話題。「たちつてと、なかにはいれ」。「た」べもの、「ち」いき、「つ」うきん、「て」んき、「と」み、「な」まえ、「か」らだ、 「ニ」ュース、「は」やり、「い」せい、「レ」ジャー。
- あいさつの後、名刺交換をしたときは、名刺をすぐにしまわずに、相手の名前、自分の名前について、読み方、由来など、話題にする。
- 「あいさつ」プラス一言で会話に繋げる。
- 「一緒に」「共に」は、会話の精神である。呼びかけに相手がのってこないとなると、相手にかなりのしこりがあると見たほうが良い。
- 夫婦、親子といった、もっとも身近な者同士のコミュニケーションは、「油断がある」「感情がストレートに出る」「相手への期待が強い」などにより、し ばしば問題が起こる。
- 3分でも5分でもよい、一日一回会話をする時間を取る。
- 相手がひと言でもふた言でもしゃべり出したとき、「それは違うと思う」「こうしたほうがいい」などと、自分がとって代わって喋り出せば、相手はしゃ べれなくなる。自分がものを言いにくくさせている元凶。
- 言いたいことがあるのに口を閉ざしている人は、自分で自分を言いにくい状況に追いやっている(つまり、自分が発言した内容にひとりツッコミしてる?)
- 「堅苦しい態度」「無表情」「自分から近づかない」あなたがこんな姿でいたら、周囲はあなたを敬遠して、よそよそしくなるだろう。
- 自分から明るい表情で、先に声をかける。
- 言うべきことは言おうと心に決めたら、こちらから後輩のところに出向き先手で話しかけはずみをつけると、以後の注意がしやすくなる。
- 文句を言うのではなく、こちらの言いたいことを聞いて欲しいと持ちかける。
- 親しい間柄になればなるほど、人間、安易になる。自分が話せば相手は聞いてくれるものと思い込むが、それは間違い。身近な相手こそ思いどおりにならな いものと承知しておく。
- 時間的にも心理的にも会話が出来ない状況では、人間関係の維持も危うい。
- 「忙しい」と口にするたび、周囲の人はあなたから遠のき、会話のチャンスが消えていく。
- 「一回の時間は短く、回数は多く」忙しいときに人と会話するときのコツ。わずかな時間、相手の横に座って、簡単な会話をする。これが出来る人は、人間 関係を良好に保てる。
- 話しながら、相手の反応に気を配る。
- 「卑屈になる」「過度に謙遜する」などの態度が持ち込まれると、会話はぎこちないものになる。
- 会話上手の人は、「見られている」という意識から「見せる」方向に、自分を持っていく。
- 自分がよく馴染んだ、話しやすい場所を選ぶ。自分に余裕がある分、相手を寛がせるなどの配慮が出来るから。
- 立ち入った詮策、干渉はしない
- いちいち立ち入るのではなく、そっとしておく、あるいは、軽くふれる程度に留める。「元気がないみたいだけど」「残業が続いて、忙しいの?」「大変だ ね」この程度にして、後は相手が話してくるのを待つか、他に話題を移して、会 話を続ける。
- 関係が壊れるか、深まるかは、話してみなければ分からない。
- 自分から朝一番で詫びる。
- 早い時期に直接話し合う
- 「あなたが○○してくれたら」と、相手が先に態度を変えてくれたらと相手に求めていては、一向に関係は良くならない。<自分に何が出来るか><自分は何 をすべきか>と考えて、自分から出来ることをまず実行する
- 人間関係の原則は、「あなたが変われば相手も変わる」
- 話しながら相手の反応を確かめ、目線の動き、表情の変化、口元の様子などについて、いわゆる「声なき声」を「聞いている」。
- 聞くこと自体、「受け身」ではなく「能動」なのである。
- 聞き方次第で人を生かしも殺しもする。
- 聞きベタが話しベタを作る
- 「聞くというのはお金のかからない譲歩だ」。こちらの譲歩は相手の譲歩を生む。
- 短く、自分の意見を加えてみるなどして、聞きながら会話をリードしていけば、相手は満足して、こちらにも一目置くようになる。
- 会話が楽しくなるのは、駄洒落のよしあしでなく、聞き手の応じ方による。
- リラックスして聞くとは、相手の話を聞くのが楽しみという表情で、心を開いて聞く態度を言う。「身構えない」「すぐ反応する」「一緒になって笑う」
- 同意のあいづち。「そうですね」「なるほど」「ごもっとも」
- 共感のあいづち。「ほう」「驚きましたね」「大変だったでしょう」
- 促進するあいづち。「それから」「それで」「その先を聞きたいですね」
- 整理するあいづち。「ひと言でいうとこういうことですね」「つまり、これとこれということですね」
- 軽い驚きのあいづち。「へぇ!」「知らなかった」「びっくりするなぁ」
- あいづちは使い方を間違えると、気分が壊れる。「おっしゃるとおりです」「よくおわかりですね」「そうだよ」。
- 人間は誰だって、自分のことが話したい(自分にはそういう感情がないので、実感が湧かないのだけど)。
- 相手が上手に自分の話を聞いてくれれば、徐々に自分のことを話し出す。黙って聞いているより、自分の話をしたほうが楽しいに決まっている。
- 聞き上手になって、相手のことを中心に会話をすすめると、次のメリットがある。「相手について新しい発見がある」「相手から好感を持たれる」「相手と のやりとりの中で、自分のことも話すことが出来る」
- 久しぶりに相手を訪ねて、会話をしようとするのであれば、相手に合った、問いかけを用意する必要がある。
- 話を聞く最初の一瞬から、相手と目を合わせる。
- 明るく、感情のこもった表情で聞く。驚いたり、喜んだりする感情が現われると、生き生きとした表情になる。
- 相手の誤りをあからさまに指摘しないで、確認して相手に気づかせる
- 質問という形を取って、「意見を述べる」「反論する」「相手を動かす」ことが可能。
- 相手に興味・関心を持てば、自然に質問は浮かんでくる。「分かったつもり」になっていないか?
- 聞きながら、自分の頭で考える習慣をつければ。話し手の話を鵜飲みにするだけでなく、自分なりの見方が出来るようになる。
- 質問は、誰もが程度の差はあれ抱く思い込みや先入観を、一時リセットして話を聞こうとする姿勢から生まれる。
- 「イエス」「ノー」で答えられない質問をして、沈黙を避ける。
- 相手から話を引き出し、もっと話してもらうのが目的の質問は、間口の広い、相手が答えやすいものが良い。
- 数字にしたり、「たとえば」と例示をしたりして、質問を具体化する
- 「旅行、どうだった?」ではなく、もっと的を絞る。
- 「詰問」とは、質問の名を借りて、相手を責めたり、問いつめたりするもの。これは会話の進行を妨害する。「質問」とは似て非なるもの。
- 人間には、自分のことについてあれこれ質問されると、反発したくなる心理がある。反発が強まれば、会話は止まってしまう。
- 「どうして?」「なぜ?」「だれと?」などの言葉を強い口調で言うと、質問ではなく「詰問」になる。
- 「詰問」を質問にするには、ひと呼吸おいて、感情を静めるように心がける。
- 聞かれたことに答えるだけでなく、相手の質問の意図を考えてみること。何を目的とした質問かに意識を向ければ、返し方にも広がりが生まれる。
- 例えば「趣味は?」と聞く人の心理はどうか? 会話を続けるためにきっかけを探しているわけだ。
- 話が途切れるのは「ひと言」で会話が終わってしまうから。
- 返し方のコツはつまるところ、「相手の話を良く聞く」という、いたって当たり前なところに帰結する。何か気の利いた一言をと焦ると、何も出てこない。
- 「奥様の料理の腕前はどうなんですか?」「うまいかどうか分かりませんが、わたしの口には合います」(イチロー選手)
- 意見を言うとイヤな顔をする人がいる。反論にあうと、怒り出す者も珍しくない。問題は意見を言うことにあるのではなく、意見の言い方にある。
- 相手の考えに合わせようとする必要はないが、自分の考えの正当性を主張しようとするあまり、相手の考えを否定したり、攻撃したりするのは良くない。
- 言うべきことを言うのと、つい言いたくなって、余計なことを言うのとは、同じではない。
- 余計な一言を口にする人は、どこかで相手を見下している。すなわち、コミュニケーションの水平感覚が育っていない人である。そうした優越感の裏にはコン プレックスが隠れていたりする。
- 「キミの考えも分かる、確かに一理ある」「ただ、キミの考えでいくと、こういう問題がおきるけど、どう思う?」
- 「私の考えも甘いかも知れませんね。あなたの考えを聞かせてください」
- ↑は相手を認めながら話を進めていくというコミュニケーションの原則であって、決して「ずるい」のではない。ただし口先だけで合わせているのでは「ずるい」 と言われても仕方がない。
- マジックフレーズ。「ありがとう」「助かるよ」「申しわけない」「良くやった」「大丈夫、キミなら出来る」「この件はキミのほうが詳しいだろうが」など、 感謝、詫び、激励、譲歩といった種類の言葉。
- 明るく言うこと。表情が言い方が暗いと、不満の表明(それも慇懃無礼な)と映る。
- 思ったまま、感じたままを話すにしても、会話には相手がいる。相手を視野にいれて、「言葉の選び方」「言いまわしの工夫」をする必要がある。
- 表現の適切さは、本当のことをストレートに言うのではなく、相手の気持ちに焦点を当てて工夫することによって得られる。真実を語ることによってさえも 相手を怒らせないようにすることが社交の秘訣である。
- 日頃から感情を溜め込まず、自分の感情を吟味して、どう表現するか考えた上で、素直に表現する態度を養うこと。
- カッとなったまさにその瞬間、ひと呼吸置くこと。
- 相手から否定的な言葉を浴びせられたとき、ひと呼吸おけるかどうか。
- 「悲劇とはクローズアップされた人生である。喜劇とは距離をおいて人生を見ることである」(チャップリン)。
- 人生をクローズアップしがちな人に必要なのは、距離を置く習慣である。角度を変えて、ものを見る態度である。
私が会話が苦手なのは、自分でコントロール出来ない側面が存在するってところ なんだろうなぁ、と。日常でも、予定通りや想定通りに物事が進まないと不快指 数が上がっていく傾向にあるし。まずはこのへんの意識を改めるところからか ねぇ……。
Sun, 15 Apr 2007, 01:35 [/book] permanent link
「ブランド人になれ!」
読了。
- 悪いことばかり考えるのはやめよう。時間のムダ。(会社を辞めて)いろいろな束縛から解放されて自由になったら、どんなにいいことがあるか、この先どん ないいことが起こりそうかを書き出してみよう。
- 自分とはどういう人間か、自分はどういう仕事をやりたいのか、箇条書きにしてみよう。
- どういうことが自分らしくて、どういうことが自分らしくないか考えよう。メモ帳でも良いし、パソコン画面でも良いので、思い浮かぶ言葉をどんどん書い てみよう。
- 今自分がやっていることは、自分のブランド化に何か役立つだろうか? 答えがノーなら、時間の使い方を考え直したほうが良い。
- 自分のポジショニング(商品の位置づけ)を考えてみよう。
- 達人とは何か、プロジェクト生活とはどういうものか、その特性を15個、書き出してみる。
- 今の会社に踏み留まって、いまやっているプロジェクトを「命をかけて悔いないもの」に変えられないだろうか、具体的に考えてみる。そして、今取り組ん でいるプロジェクトを「達人を目指す第一歩」にするにはどうれば良いか、チー ムメートと話しあってみる。
- いろいろな商品のパッケージングにうるさくなろう。どんなパッケージに目を惹かれ、どんなパッケージから目を背けたいか、メモを取ってみる。
- 自分が大切にしているものを簡潔明瞭に説明出来ないようでは、それは信念と言えない。
- モデルやコンセプトを持て。「自分の考え」をいつでも言えるようにしておく。
- 許可を求めるのは、「ダメだ」と言ってくれと頼むのと同じ
- 自分にはどうにもならないことでクヨクヨしても始まらない。
- エクセレンスへの道は、エクセレンスではないことを全てやめることだ。
- 「ぜひ一度、お会いしたい」というのを口癖にしよう。
- 何をやるか決めるのは簡単、何をやらないか決めるのが難しい。
- 先週やったことを全て書き出してみて、自分のブランド構築にどれだけ役に立っかを考えてみる。それから、25〜75%を削除し、残ったものを見ながら、今 週の予定を考えてみる。
- 自分は一体何で有名になりたいのか考えてみる。一つのことをピッタリ焦点が合うまで考える。
- どういう時に信頼関係が壊れるか(相手に不信感を与えるか)考えてみる。
- 自分は人とどこがどう違うのか、その違うところに、いったいどういう価値があるのか、考えてみる。
- 大発明とは何か。「初めて見たとき、言葉を失うもの」
- 冷や汗が快い汗に変わる瞬間を楽しめるもので胆力を鍛える
- アイデンティティーを構成する要素を15以上書き出す。書き出したら、各項目をじっくり眺めながら、自分の日頃の言動に何か問題がないか、考えてみる。
- リーダーに一番欠かせないものは信頼性。
- 信頼はきちんと「管理」するものである。
- ほんのちょっとした発言や振る舞いで、せっかく築き上げた信頼があっけなく崩れてしまうこともあれば、逆に、それまでの不信感がウソのように消えてし まうこともある。
- 心にもないことを言うな。熱意と誠実さと思いやり、聴き手に売り込むことはその3つだと思っていい。
- 鏡の前で笑顔を作る練習をしたほうがよい。笑顔は人の心を明るくする、人に力を与える、笑顔は笑顔を呼び、その笑顔はまた笑顔を呼び……笑顔の輪はど こまでも広がっていく。
- 気持ちを明るくするだけで、いいことがある。そして、気持ちは自分で明るく出来る。
- 自分に一番合うもの、自分がいちばん元気になる方法を見つけ、それを毎日続けること。
- 「打ちひしがれたときの一番の妙薬は、何かを学ぶことよ。決して失望せず、心が決して倦まず、さまよわず、恐れや不信や後悔に決して苦しめられることの ない唯一のもの、それは何かを学ぶこと」
- 今取り組んでいる仕事には、明確に(自分が自分のために)何かを学ぶという目標があるか。それが2つ以上ないなら、例え仕事が75%まで終わっていても、自 分を伸ばすために、仕事のやりかた(あるいは内容)を変えてみる。
- 近くの本屋へ行き、いつも読んでいない雑誌を気前良く買い、ぱらぱらと眺めてみる。目的は「背伸び」すること。どんなに忙しくても、2ヶ月に1回はやる。
- ネットサーフィンをやる。足の向くまま気の向くまま散歩する。これまで訪れたことのないサイトを、少なくとも15箇所は訪れる。これを毎週1回やる。
- 人は誰しも、かならずぶ厚い壁にぶちあたるのだから、あがくよりも楽しんだほうがいい。
- 「達人のサイエンス」 (ASIN:4531080785)
- 自分が尊敬するリーダーは誰か、尊敬する理由は何かを考えながら、リーダーの条件を25箇条書き出してみる。
- お昼に一度、夕方四時にもう一度、「気のもちよう」をチェックする
- 政治力学を、コミュニティーをどう組織するかを勉強しよう。
- 政治から超然としているふり、権力には興味がないふりをするのはやめよう。
- マーケティングとは挑発であり、うわさになるのを待つことではなく、うわさを創り上げること。
Sat, 31 Mar 2007, 06:54 [/book] permanent link
「戦略『脳』を鍛える」
読了。著者は WBSにゲストで時々登場するので馴染みある。
- 戦略とは、「ありたい姿」マイナス「現状」である。「将来こうありたい」という理想の姿と現状とを比較するとさまざまな差異があ り、この差を埋めていく道筋が戦略であると定義出来る。
- 普段使っているレンズ(=モノの見方)とは違うレンズを使え
- 戦略論のエッセンスをパターン認識して使いこなし、グラフ発想で右脳をフル活用して仮説を生み出す。そして、右脳左脳両方を使ってシャドウボクシング を行い、仮説の検証・修正・再検証というプロセスを猛スピードで実行していく
- 自分自身の中に仮説を出す人間と、その仮説を批判的に検証する人間をおき、仮説検証を何度となく繰り返していく。
- 物事の局面ごとにパターン化するクセをつけ、それを記録する
- コンセプトワードを引き出しとして用いる
- いったん定石をパターン認識してコンセプトワードでインデックスしておけば、戦略策定能力がどんどん高まっていく
- グラフ化するということは、自分の思考と表現したい事象をいったんモデル化することに等しい
- 平均化された情報は、必ずしも実態を表さない。良い仮説を出すためには、まず平均値情報をばらばらにし、個々のデータを全て俯瞰することが第一歩とな る。
- 仮説を進化させる知的シャドウボクシングという手法は、様々な知的作業の領域で有効。
- 物事を考えるときに自分のなかで全く逆の立場に立ってみることがごく自然に出来る人は、インサイトを身につけやすい。
- まず自分が今どんな頭の使い方をしているのかについて、高い位置から意識的に観察することが第一歩。その上で、自分があまり使い慣れていない、いつも とは違う頭の使い方を意識して実践してみる。
- 自分が思考している最中に「今はイメージで考えている」と意識したり、意図的に右脳と左脳を上手に行ったり来たり出来ることが大切。
- 「頭の発想」。右脳で考えているとか、左脳で解いているとか、解き方を人に説明出来るかな どと意図的に考えながら読んでいると、大変効果がある。
- 拡散レンズ。望遠レンズ、「ヒネリ」レンズ。「コンサルタントの道具箱」 (ASIN:4822281728)にも、名前は違うが似た概念が説明してあったような。
- 自分が市場だと思っていないところ、「ピザの外側の皿」まで自分が商売をする場だと定義しなおす。
- 通常とは異なる長い時間軸で物事を捉える。
- 優れた歴史観に裏打ちされた書物を読み、その視点を学びとる
- 現在を考察する際に、長い時間軸のなかに現在を位置付け、「歴史上の今」がどういう要因でもたらされたかを考える。そして、その要因を元に、将来に思 いを馳せる。
- どこを押さえれば一番波及効果があるを考える。ここを動かすと効率的に他のものも一緒に動くというポイントを探すことが、戦略を構想する上で重要。
- 新しい切り口を探す場合、ユニークなユーザーを探し、そこから何か新しいものは出来ないかと考える。変わったユーザーを見て、変わった使い方だと思う だけで終わってはいけない。
- 「アナロジーで考える」ためには、普段から事象の表面だけを見ず、本当はこのメカニズムはどうなっているのだろうと頭を使うクセをつけることが必要だ。
- 自分でモノを購入して得だとか面白いと感じるときに、一体何が起こっているのか、そのメカニズムはどうなっているのかと考えるクセをつける。
- 物事のメカニズムと「だれが?」「どこで?」「なぜ?」そうしているのかという要素にあてはめ、その要素を1つづつシフトして考える。立方体を常に頭 に置き、そのマス目にいろいろな要素を当てはめ思考実験してみれば良い。
- 議論は必ず、「ポジティブ」「ネガティブ」「インタレスティング」の順番で行う。
- ブレストを活性化する言葉。「いいね」「すごいね」「さすが」「なるほど」
- ブレストを殺す言葉。「またー」「そんな」「まさか」「違う」「ウソつけ」
- 否定爆弾。「っていうかー」「ビミョー」。
いろいろな「戦略」を立てる際の頭の使い方について書かれた本であるが、すぐ に役立つ実践的な項目は当然というべきか少ない。視点を変えたり仮説検証を重 ねたりといった色々な考え方の視点を地道に身につけましょう、というところか。
Wed, 28 Mar 2007, 01:41 [/book] permanent link









